司法書士の働き方

司法書士になるには試験に合格し、資格を取らなければならない・・・という話を前回しました。
では、資格を取ったあとは司法書士はどのように働くのでしょうか??

司法書士として働くには、大部分の人が「司法書士事務所」に所属する事になります。
司法書士事務所とはどのようなものかというと、司法書士が多数あつまって事務所を開き、そこへいわゆるお客様が相談を持ち込み、その相談を所属する司法書士の得意な分野ごとに割り振って悩みを解決し、報酬をいただく・・・というシステムであることがほとんどです。
また、司法書士事務所の求人も様々で、司法書士事務所自体が何らかの方面で特化している場合もあれば、マルチな司法書士事務所の中でもある分野に特化した司法書士を求めている場合もあります。
最近求人が増えているのは、債務整理や過払い請求に強い司法書士に対する求人です。要は借金関係を楽にするための司法書士ですね。

また、司法書士事務所に就職する以外にも、一般企業の法務担当やコンプライアンス担当としての求人もあります。この場合は個人の悩み相談という感じではなく、企業の権利関係の仕事です。主に書類を作成したりします。
一般企業の法務担当に関しては、新卒募集(あまり見かけませんが)以外はほとんど「司法書士としての経験が長い人」が優遇されるようです。また、司法書士としての活動でも、企業に勤めた経験がないと応募資格自体がない、という場合も多いようです。

司法書士になるには

司法書士になるには、一体どうすればいいのでしょうか?
普通のサラリーマンやOLなら、会社に就業すればそれで「営業職」だったり「経理部」だったりと名前がつくものですが、司法書士はどこかに就職してなるものなのでしょうか?
いいえ、司法書士になるには、まず自分で「司法書士になるための試験」に受からなければなりません。逆に言えば、その試験に合格して資格さえ取れは、司法書士を名乗る事が出来るのです。では、その「司法書士になるための試験」とはどのようなものなのでしょうか?

司法書士になるための試験の受験科目は、一次試験で民法、商法・刑法・憲法です。一次試験では問題は五肢択一。
二次試験は産登記法、商業登記法、供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法(五肢択一)と、不動産登記法、商業登記法(不動産登記法、商業登記法)です。
どれくらいの難易度かというと、受験者数約2万2千人に対して合格者約600人と、大体2.5%~3%の狭き門となっています。司法書士になるための専門の予備校があるくらい、司法書士の試験は難しいのです(しかし、受験者の多くが「記念受験」的な側面もあるので実際の合格率は15%程度という見方もあります)。

このように、司法書士というのはかなりの狭き門をくぐらなければなれないのですが、それだけ司法書士が法律のプロフェッショナルであるという事実を示していると思います。司法書士を目指している人は、ぜひプロフェッショナルになれるよう頑張ってください。

司法書士とは?

皆さん司法書士って聞いたことありますか?司法書士という名前だけなら聞いたことがある、司法書士という資格があるのは知っている、という人でも、実際に司法書士ってどういう仕事をしているのか?とか、どういうことができる資格なのか?というのを知っている人は少ないかも知れません。
では、一体司法書士とはどういう人のことをいうのか。簡単に説明しましょう。

○司法書士とは
司法書士とは、一般の人が知らない法律の知識を有し、登記・訴訟・供託など法律の詳しい知識が必要な事柄に関して人々をサポートすることを目的にしている。最終目的は、国民の権利の保護である。
・・・と、こういう言い方では司法書士についていまいちよく分からないかもしれませんね。もっと分かりやすく、司法書士がわたしたちの生活にどう関わってくるのか具体例を出してみましょう。
・家を買おうと思うけど、権利関係って?登記って?
・借金が返済できないから、なんとかしたい・・・
・事故に遭ってしまった!どうすればいい?
・会社を起こしたけど、経営に行き詰ってしまった
などなど・・・案外身近に、わたしたちが司法書士に関わるかもしれない事例はたくさんあるのです。
困ったことになったけど、自分たちでは解決できない。法律に詳しいプロフェッショナルの助けがいる、そんなときに頼りになるのが司法書士です。

このブログでは、そんな司法書士について、どうやったらなれるのか・どんな仕事をしているのかなどを紹介していきます。